『泣く子はいねぇが』
佐藤快磨監督の劇場映画デビュー作、当社出資・制作作品
「第68回サン・セバスティアン国際映画祭」オフィシャルコンペティション部門 最優秀撮影賞受賞
「第56回シカゴ国際映画祭」ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門正式出品
「第21回東京フィルメックス」コンペティション部門正式出品
秋田県・男鹿半島で暮らす、たすく(仲野太賀)は、娘が生まれ喜びの中にいた。
しかし妻・ことね(吉岡里帆)は、子供じみていて父になる覚悟が定まらない様子のたすくに苛立ちを募らせていた。
そんな中たすくは、ことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、大晦日の夜、地元の伝統行事「ナマハゲ」に、例年通り参加する。しかし、結果酒を断ることができずに泥酔したたすくは、溜め込んだ鬱憤を晴らすように「ナマハゲ」の面をつけたまま全裸で男鹿の街へ走り出す。そしてその姿がテレビで全国放送されてしまうのだった。
ことねには愛想をつかされ、地元にも到底いられず、東京へ逃げてしまうたすくー。
しかし2年の月日が流れても、東京に居場所は見つからず、徐々に「ことねと娘に会いたい」という想いが強くなっていく。
ようやく、自らの愚行と向き合うことを決め、地元に戻ってきたが、仕事は簡単には見つからず、ことねと会うことも叶わず、状況は容易いものではないのだった…。
"生きる道"、"居場所"を探し求め、がむしゃらに駆け上がった末にたすくが見つける本当に大切なモノとは!?
カテゴリ | 映画 2020年11月20日公開 |
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出演 | 仲野太賀、吉岡里帆、寛 一 郎、山中 崇 / 余 貴美子、柳葉敏郎 |
監督・脚本・編集 | 佐藤快磨(さとうたくま) |
主題歌 | 折坂悠太「春」(Less + Project.) |
企画 | 是枝裕和 |
企画協力 | 分福 |
制作プロダクション | AOI Pro. |
配給 | バンダイナムコアーツ/スターサンズ |
製作 | 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会 |
URL |
オフィシャルサイト
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スタッフ |
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受賞歴
2020 第68回 サン・セバスティアン国際映画祭:オフィシャルコンペティション部門:<最優秀撮影賞>